活動報告 第53号

入院している子どもたちに楽しい遊びを! プレイリーダー誕生

子どもは遊びを通して、友だちや社会と関わり成長、発達します。すべての子どもにとって、遊びは子どもらしい体験の時間として重要なことには変わりありません。その遊びの提供者=プレイリーダーの養成講座が、10月に難病ネットワークで開催されました。 講座では、順天堂大学小児科医の田中恭子先生から 「子どもの心と身体 成長・発達」について、杏林大学付属病院看護部長の竹俣紀美子さんから「入院児の生活」についてお話をしていただきました。遊びの実践演習として、多田純也さんによる「体あそび術」、第3回は場所を東京おもちゃ美術館に移して、プレイリーダーコーディネーターによる「手作りおもちゃ講習」が行われました。

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受講生の年齢層は20代から70代までで、学生・子育て中の母親、定年退職後の活動として参加した男性など多彩な顔ぶれでした。11月に入ると受講生は神奈川県立子ども医療センター・杏林大学付属病院小児科病棟・国立成育医療センター「おもちゃライブラリー」の3か所に分かれて実習を行いました。

初めて病気のお子さんに接して一緒に遊んだという実習生も多く、戸惑いを感じながらも時間を忘れてお子さんとの遊びを共に楽しんでおられるようでした。子どもたちからも、「また来てね」「帰っちゃダメ」「もっと遊びたい」などのうれしい言葉をかけてもらい、緊張の中にも充実した実習を終えました。

12月6日には難病ネットワークにて修了式が行われ、12名のプレイリーダーが誕生しました。今後実習先の病院をはじめとする小児病院での活動が開始されます。