活動報告 第14号

健やか親子21課題3シンポジウム開催

健やか親子21課題3シンポジウムが11月13日(金)、国立成育医療センターの講堂で開催されました。国が推進している国民運動”健やか親子21計画”では、難病の子ども達を対象とした指数で、院内学級の設置数と在宅医療を推進している市町村の数が、いずれも減少傾向にあります。

難病ネットはこの健やか親子21計画推進協議会に加盟し、幹事団体のひとつとして活動していますが、この数値の向上を呼び掛けたいと、同じく幹事団体を務める7団体とともに企画しました。

当日は、秋田県・岩手県や鹿児島、沖縄などから100名を超す参加者がありました。シンポジストは文部科学省の教科調査官の丹羽登さん、宇都宮市のひばりクリニックから高橋昭彦さんのほか、教員、障害児の親など8名で、参加者はそれぞれの話を熱心に聞き入っていました。

開催の趣旨:健やか親子21計画の課題3「小児保健医療水準を維持向上させるための環境整備」の指標では、策定時と直近の数値が比較されておりそれによると、院内学級を持つ小児病棟の割合が30.1%から26.1%に、遊戯室は68.6%から37.0%に減少し、慢性疾患児の在宅医療支援体制が整備されている市町村の割合は16.7%から14.1%にやはり減少しています。

これらに関する指標は、計画の中では行政・関係団体の取り組みの指標と位置付けられており、私たち健やか親子21推進協議会課題3グループでは、小児救急医療体制の整備や事故防止対策を実施している市町村の割合等の指標値がいずれも進展している中で、この数値の向上に積極的に取り組みたいと考えています。

今回、国立成育医療センターのご好意により、講堂をお借りして、各地域において実際に院内学級の運営や設置にかかわっている事例をご紹介させていただけることになりました。また、地域において難病・慢性疾患児の在宅支援を実際に行っている事例を併せてご紹介できることとなりました。同時に会場の国立成育医療センターの見学も企画しています。

全国の都道府県市町村におかれては、これらの事例を学び院内学級の増加と在宅支援体制の確立に積極的に取り組んでいただくことを期待しています。

開催の要項
名称: 健やか親子21課題3シンポジウム
日時: 平成21年11月13日(金)
場所: 国立成育医療センター講堂
主催: 健やか親子21推進協議会課題3幹事団体 / 全国保健所長会・NPO難病のこども支援全国ネットワーク(主管)・社団法人日本看護
協会・社団法人日本小児科医会・社団法人日本小児科学会・日本小児看護学会・日本小児総合医療施設協議会・財団法人母子衛生研究会
後援: 厚生労働省・文部科学省
協力: 国立成育医療センター

健やか親子21課題3シンポジウム開催