遊びのボランティア遊びのボランティアを養成する講座の開催と活動支援

 病気であっても、子ども時代を子どもらしく過ごすことはとても大切なことです。
 難病ネットワークでは、1998年から病気の子どもたちが、遊ぶことで少しでも苦痛や緊張を忘れて、楽しい療養生活を送れるように、遊びを子どもたちに届けるボランティア=プレイリーダーの養成と活動の支援を行っています。

病気の子どもたちに楽しい遊びの時間を!

— プレイリーダーが遊びを届けます —

難病ネットワークでは、毎年春と秋の2回病気の子どもと遊ぶボランティア=プレイリーダーの養成講座を開設しています。

 子どもは遊びを通して、友だちや社会と関わり成長、発達します。すべての子どもにとって、遊びは子どもらしい体験の時間として重要なことには変わりありません。とりわけ病院に入院している子どもたちは、治療や検査、そして制約の多い環境のもと、寂しさと恐怖、苦痛を感じています。しかし、プレイリーダーの来た日は「子どもたちは進んで薬を飲む」「食事を残さない」「決められた時間にべッドに入る」などプレイリーダーによって日常のストレスを癒やされているようです。また、子どもの心へのサポートは、病気の改善に有効であることが科学的に証明されています。

1.プレイリーダーとは

① 子どもの成長・発達と心理に関する基礎的な知識を概ね理解していること。

② 子どもにあわせて玩具や絵本を適切に選んだり、手作りのおもちゃを製作したりするなど、子どもの障害の種別や病状に応じた遊びが選択でき、限られた条件の中で子どもが楽しく遊べるように柔軟に創意工夫できること。

③ 活動の場のきまりや約束を守ることが可能で、相手のプライバシーへの配慮ができる18歳以上の健康な人。

2.受講の要件

① 18歳以上かつ実際の活動に参加可能である健康な人。3日間とも無遅刻で全プログラム(実習4日間を含む)を受講可能な人。

プレイリーダーの活動先

養成講座を修了したプレイリーダーは、病院のプレイルームや入院病棟のベッドサイドで子どもたちと一緒に遊びます。

【活動先】

国立成育医療研究センター おもちゃライブラリー

順天堂小児科 わくわく広場

杏林大学付属病院 病棟プレイルーム 外来「杏っ子広場」

神奈川県立こども医療センター 病棟 重心施設 外来遊びの広場

千葉大附属病院

東京医科歯科大学附属病院

中川の郷療育センター 待合室

国立がん研究センター中央病院  など

プレイリーダーの養成

 難病のこども支援全国ネットワークでは、病気の子どもたちの日常の遊びを一緒に行うボランティア(プレイリーダー)の養成をはじめて17年目を迎え、養成講座の開講と活動支援を行っています。 

プレイリーダー養成講座の開設・ご案内は、こちら→

自立支援事業の中の遊びのボランティア活動

小児慢性特定疾病児童等自立支援事業(東京都委託事業)のひとつとして『遊びのボランティア』をプレイリーダーが行っています! 活動は、対象のお子さんのご自宅やレスパイト入院先に出向いて、お子さんと遊ぶというものです。

レスパイト入院先の様子
レスパイト入院先の様子

自宅訪問の様子
自宅訪問の様子

病児の遊びとおもちゃケア

病児のために遊び環境を整える大切さを発信するミナーを認定NPO法人日本グッド・トイ委員会との共催で毎年開催しています。 専門家による講演や実践報告だけでなく、現場で人気のおもちゃの展示やおもちゃの手作り体験会も行っています。