サマーキャンプ 阿蘇ぼう!キャンプ 2015【平成27年度】『がんばれ共和国』レポート

サマーキャンプ 阿蘇ぼう!キャンプ 2015 レポート

  • 熊本県阿蘇市 / かんぽの宿 阿蘇
  • 期日 / 8月21日(金)~8月23日(日)

 さあ、始まりました。22回目の「阿蘇ぼう!キャンプ」。今年から場所が変わり、スタッフは何度も何度も下見や打ち合わせに行っていたのですが、やはり不安でいっぱいでした。今年の「阿蘇ぼう!キャンプ」は8月21日(金)~23日(日)の日程で、「かんぽの宿阿蘇」で開催されました。今年は32家族(キャンパー33名)、ボランティアとスタッフをあわせて総勢193名の参加で、遊びやイベントのボランティアをあわせると200名を超える人数でした。初日の天気はいまいちで、スタッフの不安を表しているようでしたが、会場に近付くにつれ少しずつ太陽が出てきました。

 会場に着いた後も慣れない場所の為、準備もいつもより時間がかかってしまいます。そうこうしているうちにボランティアさんが続々と到着し、受付開始。ボランティアさんのミーティングが終わると、いよいよキャンパー家族とのご対面です。

 次々とやってくるキャンパー家族の皆さんに「久しぶり!」「はじめまして」と声をかけていくうちに、徐々にテンションも上がってきます。1年経つのはあっという間という感覚がありますが、どんどん大きくなっていく子供たちの姿を見ていると、やっぱり1年は長いんだなーと感じさせられます。

 そして最初のイベント、建国式が始まりました。あみだくじで今年の大統領に選出されたのは、安部由紀恵さんと加藤絢香さん。お二人の建国宣言により、阿蘇ぼう!キャンプの幕が開きました。

 建国式が終わるとさっそく入浴タイム。温泉でしかも露天風呂もあるという事で、皆さん大喜び。いつも長風呂の奥園日佳里さんは、これまたいつも以上の長風呂で、入浴介助のスタッフを汗だくにして困らせていました。中には温泉に入るのは生まれて初めてというキャンパーの方もいて、誰かの初体験に関われる事の嬉しさも感じる事ができました。

 そしてお待ちかねの夕食。バイキング形式でしたが、とにかく種類が豊富!どれを食べようか悩んでしまうほど様々なメニューが並んでいて、皆さん何度も何度も往復していました。どれも味が良く、とあるお父さんはお寿司を30貫も食べたとか…そしてその息子さんである横山翔太郎さんも普段は少食との事ですが、今までにないくらい沢山食べたそうで、とっても嬉しい報告でした。

 夕食の後は「劇団道化」によるステージを観劇しました。演目は「なにができるかな?」と「3びきのコブタ」。3人の演者さんの軽快なやりとりや歌・動きに、子供たちの視線は釘付けでした。

 あっという間に一日目は終了し、子供たちは就寝です。その後はボランティア・おやじクラブ・ハイキッズに分かれてミーティングを行ないました。

 2日目の大イベントの熱気球。台風が近づいている影響もあり、出来るかどうか不安でしたが、皆さんの日頃の行ないが良かったようで、空は味方してくれました。暑いくらいの日差しの中、次々に家族が気球に乗って空へ。全員無事に乗る事ができました。気球に乗った後は朝食へ。夕食に引き続き朝食のバイキングも種類豊富でとっても美味しかった!

 そして午前のイベントは、「夢バルーンの会」による大道芸と「GAP(元気アートプロジェクト)」による野球スゴロクゲームを行ないました。イベントで子供たちがボランティアさんとめいっぱい遊んでいる間、お母さんクラブミーティングが行なわれました。まずは一人一人自己紹介。特に初参加のお母さんは緊張していたようでしたが、ベテランお母さんたちの優しい言葉に徐々に和やかムードに。自己紹介の後はそれぞれ雑談をし、お互いに情報交換をしたり悩みを話し合ったりしていました。

 昼食はカレー。朝食バイキングであんなに沢山食べたはずなのに、やっぱり美味しくてペロッと完食してしまいました。

 午後のイベントは「GAP」による国旗作り、ステンドグラス教室、手芸教室、アロマテラピーが行なわれました。またこの時間帯には「日本歯科医師会」から歯医者さんに来ていただき、無料歯科検診のサービスも行なわれました。いつも以上にイベント盛り沢山で、皆さんあっちへこっちへと忙しく動き回っていました。そんな中、佐野優太さんのお母さんによるフルートの演奏会も行なわれ、皆さん忙しく動き回る中でも自然と足を止めて聴き入っていました。

 イベントを楽しんだ後は温泉でしっかりと汗を流し、夕食へ。昨日食べられなかったメニューを取って食べ、2日間かけて全種類に口をつけたという強者も…

 2日目夜のイベントは「第2回かくし芸大会」。トップバッターはキャンパーの季松大貴くんが大人顔負けの渋い声で演歌を歌ってくれました。次に出てくれたのは「阿蘇ぼう!バンド」によるライブです。スタッフの吉田健悟さん(ギター)、元キャンパーの梅本遼さん(ドラム)、ハイキッズの長野初音さん(ボーカル)、3人の息の合った演奏と歌で会場は大いに盛り上がりました。3番手はボランティアで多数の参加をして頂いている日赤看護大学の学生さんたちによるダンスです。「おどるポンポコリン」の曲に乗せた可愛いダンスを披露してくれました。4番手は、スタッフで看護師の白石未来さんが勤めている病院のお医者さんや看護師さんたちで結成された「さくらゴスペルサークル」による歌の披露です。とても本格的で、迫力ある歌声に圧倒されました。最後は再び阿蘇ぼう!バンドの登場で、会場皆で大合唱をして、今年のかくし芸大会は終了しました。

 2日目もやはりあっという間に終わってしまい、子供たちが寝た後は全体交流会です。やや交流会会場が狭かったようで人が密集してしまいましたが、そういった中でもボランティアさんやお父さん・お母さんの話は盛り上がっていたようでした。

 3日目、最終日。こんなに3日間が早いと感じる事はありません。閉国式に集まる皆の顔を見ながら「楽しんでくれたかなー」「良い思い出できたかなー」「初参加の家族はまた来たいと思ってくれたかなー」等々、一人一人に確認して回りたいくらいの気持ちになってしまいます。

 閉国式ではみんな毎年楽しみにしているビンゴ大会が行なわれました。こういう時の親(特にお母さん)の強さはすごいです。子供の意見はそっちのけで、自分がほしいと思ったものを次々と取っていきます。あっという間に景品はなくなりました。

 そしていよいよ大統領による「閉国宣言」。今年の阿蘇ぼう!キャンプが終了しました。終わった後もそれぞれ写真を撮ったりお話したり、名残惜しい様子でした。

 初めての場所で開催された、第22回阿蘇ぼう!キャンプ。かんぽの宿阿蘇さんにも沢山の協力をして頂き、無事に終える事ができました。また来年、この場所で皆さんに会えるのが楽しみです。短いようで長い1年ですが、もう次のキャンプの準備は始まっています。また来年、笑顔で「久しぶり!」「はじめまして」と言い合いましょう!ご協力をして頂いた全ての方々に感謝します。

 本当にありがとうございました。

(阿蘇ぼう!キャンプ実行委員 藤島 麻子)