サマーキャンプ そらぷち【平成22年度】『がんばれ共和国』レポート

  • □北海道滝川市丸加高原 / そらぷちキッズキャンプ
  • □期日 / 6月25日(金)~6月28日(月)
  • □後援 / 滝川市、滝川市医師会
  • □協力 / 滝川市民病院
  • □助成 / 財団法人東京メソニック協会、財団法人JKA、Hitachi 3Tours Championship 2009 JGTO
    LPGA PGA、財団法人日本児童教育振興財団、社団法人昭和会館

6 / 25(金)~28(月)の3泊4日、はじめての北海道での"がんばれ共和国"が建国されました。羽田から4組、仙台から1組の家族の参加がありました。そしてなんと九州キャンプから1人、お手伝いにと駆けつけてくれました。 集合は「羽田空港」。嬉しい気持ちと同時に、初めての飛行機に対する緊張と色々な気持ちの混ざった出発です。 新千歳空港では、「そらぷち」ののぼり旗を手に、そらぷちスタッフの、健さんと真紗規さんが出迎えてくださいました。 涼しいと聞いていた北海道…空港を出てみんなが漏らした最初の言葉は「暑い…」の一声。そうなんです、とにかく暑い暑い暑い…。 宿に届けてある荷物にはフリースの上着、ニットのセーターなどなど寒さ対策はバッチリ。暑さ対策は…。意外な北海道を感じた到着でした。

宿泊先は「丸加高原伝習館」。広大な大自然の中の宿泊施設で、それぞれのお部屋でゆったり過ごしたあと、そらぷちのボランティアさんとがんばれのボランティアさんによるお風呂。今回は参加者が男性2名、女性3名と少なかったのですが、ボランティアさんは汗だくになりながら介助してくださいました。

そらぷちキャンプ

【そらぷちキャンプの全体】

さて、夜の建国式。「北の国から」のパロディを小林さんが「五郎さん」、健さんが「純」、真紗規さんが「蛍」で演じます。北海道の特産品の紹介。その後なぜか出てきた入江さんの「熊」これも特産?そして、大統領決めは「大声選手権」。大きい声を出した順から「大統領」、「副大統領」、「大統領補佐」、「大統領心得」、「大統領心待」とみんな役をもらって、キャンプ中もがんばらなくちゃね。

そらぷちキャンプ

【初日の建国式。大統領は平岡恵(けい)さんに決定しました】

2日目のお楽しみはセスナ搭乗体験と収穫体験。セスナは希望者のみの参加でしたが、ふたを開けてみたら全員希望者。グライダー場へ移動し、セスナに乗り込みます。緊張で怖い怖いと言っていたキャンパーも、乗ってみたら案外心地よかったようで、満面の笑みで帰ってきました。収穫体験ではなんとこの時期に「イチゴ狩り」。甘いにおいのするビニールハウスにたくさんの苺。車いす用に広い畝を案内していただき、みんなで楽しむことが出来ました。

そらぷちキャンプ

【馬場久美子さんのセスナ搭乗体験】

お昼ごはんは「大流しそうめん」。そらぷちスタッフ、ボランティアの方が準備してくださり、キャンパーと家族、がんばれ共和国チームはふもとでつゆを片手にあーでもないこーでもない。「すみませーん、麺下さいー。」「ちょっといっぱいだからストップ!」「あっみかん!」などなど勝手なことを言いながらおいしくいただきました。そして後半キャンパーは、流しそうめんの先に衣装ケースを置き、流れてくる水にみんな足を付け出す始末。どんなことでも楽しいね。

そらぷちキャンプ

【そうめん流しで足を冷やす大崎智仁さん】

3日目は「乗馬」。そらぷちのキャンプ場へ移動し、乗馬体験です。NPO法人北海道障がい者乗馬センター「乗馬セラピー倶楽部」の方々から手ほどきを受け、エルモとウイングの背中に乗せてもらいます。こちらも子どもたちは怖い怖いと大騒ぎ。しかし、ひろしさんの教えを聞き、身体の感覚を調整していくと、あら不思議、背中がしゃんと伸びてます。2周目になると結構うまく乗ってます。もちろんお馬さんの力にも感謝です。子ども達の怖がる様子を笑ってみていた大人たち。いざ自分が乗ってみると…お馬さんの背中の不安定なこと。怖さが先立ち身体は硬くなるし。子どもと変わらずキャーキャー大騒ぎ。全然良いとこ見せられませんでした。乗馬の次は小次郎の引く馬車。座って乗れるのでみんな安心。風を切って心地良さそうに乗っていました。

そらぷちキャンプ

【乗馬体験中の佐々木萌さん】

さぁ最終日、伝習館に別れを告げて、旭山動物園です。バスを降りたら…強い日差しに熱波。オランウータンもホッキョクグマも人間も日陰を探してさまよっているようでした。チンパンジーは棟の中で涼しい表情を見せていました。ここでお昼をとり一気に空港へ向います。3時間ほどのバスの車内はさすがにみなさんお疲れモードで一眠りしておりました。最後の最後は人をかきわけながらの買った空港でのお土産となりました。

初めて飛行機を利用しての"がんばれ共和国"となりましたが、みんな怪我や事故もなく楽しい笑顔で帰ってこられました。まずはこれが最高のお土産です。あとはそれぞれ旅のお話を各所にして回っていることでしょう。お疲れ様でした。 最後に、旅の最初から最後まで、キャンパーや私たち家族のために様々なサポートをして下さいました、そらぷちキッズキャンプスタッフ、ボランティアの方には本当にお世話になりました。病気や障がいとともに生きている子ども達に、本当に盛りだくさんで様々な体験をさせていただきました。こうした活動の裏には入念な準備、打ち合わせがあったことと思います。重ね重ねありがとうございました。おかげさまで本当に楽しい旅になりました。これから本格始動に向けてまだまだご準備は続くことと思います。皆さま、お身体にはをお気をつけて。そらぷちキッズキャンプの本格オープンを本当に楽しみに待っています。

そらぷちキャンプ

【閉会式】

キタキツネ…会えなかったね。太った猫で我慢しときますか。

そらぷちキャンプ

【下河辺一利さんと、ははこと下河辺治美さん。】

「そらぷちキッズキャンプ」
北海道滝川市に、「そらぷちキッズキャンプ」と称する常設キャンプ施設があります。丸加高原という山の上の牧草地帯に「そらぷちキッズキャンプ」はあります。まだ建設途上なのですがかねてから"がんばれ共和国"との連携を呼びかけられていました。本来この施設はキャンパーが一人で現地まで集合できるなどの条件があり、"がんばれ共和国"の参加者には参加が難しかったのですが、今回難病ネット主催で家族キャンプが実施できることになりました。現地の都合で実施期日が6月となったため、義務教育の終わった子ども達を対象とすることになりました。また、初めての開催地で様子の分からないこともあり、少人数での実施となりました。その結果、5人のキャンパーのうち4人は成人、一人が17歳と言う構成になりました。