サマーキャンプ 黒潮おさかな【平成22年度】『がんばれ共和国』レポート

  • □静岡県焼津市 / ホテル三景園
  • □期日 / 8月6日(金)~8月8日(日)

昨年は、「富士山キャンプ」としてがんばれ共和国の仲間入りをした静岡キャンプ。今年は富士山の裾野から一気に駿河湾へくだり、静岡県焼津市で「黒潮おさかなキャンプ」として第2回が開催されました。遠く富士山を望めるオーシャンビューのホテルで、キャンパー25人総勢151人の参加で、文字通りおさかなづくしの楽しいキャンプとなりました。

【1日目】ホテル三景園の玄関を入ると富士山ゲートが迎えてくれました。まずは2階のホールで新井パパの作った魚釣りゲームです。釣った3匹の魚の裏にはイルカシールがついていて、その合計点数で大統領を決めるのです。みんながゲーム終わるまで、色鮮やかな大漁旗の前でキャンパー家族とボランティアさんが記念撮影していました。大統領は松浦咲輝さん、副大統領は3人同点じゃんけんで江口沙希さんに決まり、かわいい女の子二人で建国宣言が告げられました。匂坂お兄ちゃんの伴奏で「気球に乗ってどこまでも」を歌って、黒潮おさかなキャンプが始まりました。

建国式の後は各部屋に入ってボランティアさんと話し合い、さあお風呂です。3人寝るといっぱいになる脱衣室のため、事前に時間を割り振って順番を決めました。医療班と特別支援学校の先生達が中心に、手際よくスムーズに入浴できました。あっつ~い入浴介助の後のつめた~いビールが美味しかったようです。夕食の食堂はキャンパー家族だけでいっぱいになり、スタッフ・ボランティアさんは、別の座敷でずらり並んで大旅館の修学旅行食事風景でした。でも、お料理は何から何までお魚づくしで、たっぷり満足でした。

夜のお楽しみ会、はじめは静岡で活躍中の「爆音戦隊スンプレンジャー」赤青白黒(英語で発音してね)の4人がマントをひるがえし登場!ドラムとギターと歌で盛り上がりました。お別れには4色のブロマイドカードをもらいました。第二弾は地元焼津市の大井川吹奏楽団の演奏です。ジブリの曲などみんなのよく知っている曲ばかりで生の演奏を楽しみました。

お楽しみ会と平行して、スヌーズレンの部屋を作りました。客室のひとつがミラーボール、アロマテラピー、バイブするクッションなどなどで快適な空間になります。時間をぬってキャンパーが訪れていました。

夜はボランティアさんに子どもを見てもらって、父母の交流会です。自己紹介を一周して、それぞれの話に花が咲きました。

黒潮おさかなキャンプ

【2日目】朝から快晴で暑くなりそうな予感。車で5分の移動でもキャンパーには暑い、焼津ディスカバリーパークへ行きました。全天360度映し出すCGドームシアターで、宇宙や科学の世界を体験しました。移動に乗ったエレベーターでは蛍光のメーテル(松本零士名誉館長)が迎えてくれました。1階の体験コーナーを自由に参加しホテルに帰ってきました。

お昼はホテルの庭でバーベキューです。でも35度は超えてそうな外気温。ボランティアさんとお父さん達が外で焼いてくれて、キャンパーは冷房の効いた食堂で、運ばれてくる牛肉入り焼きそばを食べました。

午後はキッズと元気なキャンパーはホテル2階のプールで水遊びです。暑さに弱いキャンパーその他の人は、ホールでプールを見ながらクラフトと魚釣りゲームの続きです。色とりどりの針金を巻いてトンボ作り、ペットボトルを使った風鈴作り、そして折り紙や折り鶴でレイを作りました。スヌーズレンの部屋のものぞいたり、浅野美紀さんが一つ一つビーズを通して作ったネックレスを選んだり、思い思いの午後を過ごしました。

2日目夜のお楽しみ会は、静岡英和女学院ハンドベルクワイアの皆さんによる、ハンドベル演奏です。中学生高校生の皆さんが、曲目に会わせメンバーがいれ替わります。ディズニーやジブリの曲を2Kgもある大きなベルから指で挟むほどの小さなベルまで30~70個を鳴らして、それはうっとりする音色でした。

続いては、ボランティアさん有志によるフィンガータップ。わずかな練習時間でみごとな演奏?にアンコールの呼び声がありましたが、2曲マスターするだけで精一杯。次は、静岡キャンプの恒例にしようと、医療班とスタッフ中心に練習した「静岡ハッピー体操」。マグロや桜エビ、ウナギが出てくるご当地体操で、平均年齢高めメンバーは、息も絶え絶え汗だらだらで踊りました。そして締めは、黒潮おさかなキャンプで即席に結成されたバンド「はじめの一歩」による演奏です。浅野兄、徳永パパ、匂坂兄、稲熊くん、江口さんとそのボラと服部さんが、三田ボラくんを引きずり込み、浅野さんの部屋で練習が重ねられて、本番は見事なハーモニーで感動しました。

夜のボランティア交流会は、学生ボランティアさんが医療職、教職員や専門の方々に質問する形で交流が行われました。

黒潮おさかなキャンプ

【3日目】早朝にわか雨が降り、5時には見事な虹が空に架かって黒潮おさかなキャンプを応援してくれましたが、残念なことに気球は上げることができませんでした。ホテル近くの公園を焼津市にお願いして借りていたので、市長さんはじめ自治会町内会の方が見物に来てくださいましたが、気球を見てもらうことができませんでした。6時に中止の館内放送にため息が漏れました。仙台から駆けつけてくださったのに、本当に残念でした。

朝食の後、家族が荷物を片付けている間、ホールでは服部さん兄妹のお楽しみ演奏がありました。徳永パパのギターなど、昨晩聞き足りなかったぶん、たっぷり聞くことができました。そしてチョロQレースは、キャンパーと兄弟達が大喜び。1~3着に景品がついて、閉国式ぎりぎりまで熱狂していました。

閉国式では、キャンプ中の写真をスクリーンで見ながら、参加者一人ひとりに感想をもらいました。どの顔も楽しそうでほっとしました。今回のキャンプにもスポンサーのナチュラリープラスさんが参加してくださいました。食事も忘れてビデオ撮影をしたり、キャンパーの笑顔を撮ったり、いろいろお手伝いもしていただきました。ありがとうございました。

大統領と副大統領の閉国宣言であっという間の三日間が終わりました。今回は医療的ケアが必要なキャンパーが多かったので、体調崩したキャンセルが多く、医療班も事前打ち合わせに気を遣っていましたが、大きな活躍できずに本当に良かったです。

静岡キャンプは2回目で実行委員会も毎月行われ、昨年より段取り良くできたと思いますが、ホテルが変わりイベントの計画も一から出直しのキャンプになりました。本当にたくさんの人の協力と、関口実行委員長のがんばりでなんとか無事に終わりました。ありがとうございました。

私はスタッフとして反省する事いろいろで、身体は疲れましたが、心はいっぱいの笑顔をもらい、たっぷり充電できました。また来年は、おさかなパワーアップして元気に皆さんと会えるのを楽しみにしています。

(実行委員 三嶋末子)

黒潮おさかなキャンプ