サマーキャンプ あしがら【平成22年度】『がんばれ共和国』 レポート

  • □神奈川県大井町 / いこいの村あしがら
  • □期日 / 7月31日(土)~8月2日(月)

今年のあしがらキャンプは、7月30日~8月1日に、神奈川県大井町のいこいの村あしがらにおいて、キャンパー31名を含む総勢155名が参加をして行なわれました。今回は、ボランティアの集まりが例年になく低調で、スタッフも総出でキャンパー担当にまわるなど、いつもの年とはまた少し違ったスタッフ体制でキャンプが行なわれました。しかし何と言っても今年のトピックは、そのボランティア不足を補うために急遽導入された、はじめての「おやじ団」の結成! 入浴介助、イベントの安全確保や移送支援、交流会の盛り上げなどに、お父さんたちの目覚しい活躍が光っていました。

■1日目 スタッフは9時、ボランティアは10時に集合して、キャンプの準備が始まりました。ボランティア・オリエンテーションの後、6名のボランティア・リーダーのもと、3つのチームに分かれてミーティングを行ないました。13時より家族参加の受付とペアリングがはじまり、いよいよ「建国式」です。「足柄山といえば?」と♪~あしがらや~まのきんたろう♪~の歌に合わせた熊と金太郎の寸劇でスタート!
主催者挨拶・医療班・実行委員の紹介、そして大統領選出。今年はオーソドックスに「じゃんけん」。司会者に勝った人が大統領と副大統領ということで、大統領に下河辺一利くん、副大統領に大石響子ちゃんが決定しました。
その後イベントゲストによるハワイアン! 毎度のように盛り上がり、夜のプログラムへの期待は高まりました。

入浴タイムとバイキングスタイルの夕食の後、夜のイベントは「ハワイの歌と踊りの夕べ」です。鴻池薫&ハワイアン・ソウル・フレンズの皆さんの歌とギター、ウクレレ、ダンスに合わせてみんなが楽しく踊りました。アップテンポの曲から優雅な曲まで、まるでハワイにいるような感覚に、みんな笑顔で素敵な時間を過ごしました。

はじめての「おやじ団」。交流会にあわせて反省会を開くことになりましたが、なかなか一堂にそろわず、一人来れば乾杯また一人来れば乾杯と幾度なく繰り返してやっと10時過ぎ頃にほぼそろって反省会の開催となりました。こんな反省会でしたが、何度も繰り返した乾杯のおかげで、ほろ酔い気分のためお互いの垣根が低くなり、交流をより深められたような感じがします。

おやじ団の紹介

【おやじ団の紹介】

■2日目宿舎から車で20分ほどの場所にある酒匂川の川岸で、駿河台大学の土方先生、いるま川筋文化ネットワークによるカヌーが今年も行なわれました。例年通りのゴムボートと一人乗りカヌーのほか、車いすカヌーも準備していただきました。当日は曇り空のため暑すぎず、参加者全員で楽しめました。早朝から、乗場の整備のための草刈りや古カーペット敷きに大汗を掻きながら準備した甲斐がありました。

お昼はホテルの駐車場でバーベキュー。ホテルの担当で背の小さいひょうきんなおばちゃん、毎年麦わら帽子を被っている背の高く痩せているニヒルなおじさん、がっちりタイプでニコニコ笑顔の優しいおじさんが「今年は暑いね~」の挨拶から何時ものように迎えてくれました。バーベキューの内容は焼きそば、焼肉、野菜焼き、おにぎり、スイカ。リーダーのいちばんの仕事は、焼きを担当している人たちのために、本部とビール獲得の交渉をすることです。丁々発止のやりとりの末、やっと2ケースを獲得することができ、皆さんに冷たいビールを配ることができましたが、今年は猛暑のためすぐに汗になり焼きそば、焼肉、野菜焼きに降りかかっていました。今年は多少しょっぱいバーベキュー、熱いので塩分は多めに? 暑いなかのご協力ありがとうございました。

午後は4つのプログラムが同時進行します。
日本ロレアルによる「100 LOVE HANDS ハンドマッサージ」は、今年も大盛況で、50枚用意した整理券もすぐになくなり、キャンパーさん、親御さん達に「気持いい~!」時間を過ごしていただけたと思います。
また、初めての個人向け「ワンポイント・メイクレッスン」も加わりビフォアー・アフターを実際に体験して「眼力!!」をおつけになった素敵なお母さん達が会場を沸かせてくださいました。

今回はキッズ団がお揃いのエプロンで、ポスター、整理券作りや配布、カメラマン、接客と大活躍をして楽しい雰囲気に包まれました。終了時間の都合でマッサージを受けられないキャンパーさんもいらっしゃってとても残念でしたが、来年はもっとたくさんの方々に喜んでいただきたいとロレアルのスタッフの皆さんが嬉しそうにおっしゃっていました。
内藤修さんとふれあいステンドグラス村・関東の皆さんによる「ステンドグラス」は、今年も個性的な作品がたくさん生まれました。今回はじめての試みとして、作品をいったんお預かりし、閉会式にあわせて展示も行ないました。多田純也さんの「ただじゅんの和太鼓で遊ぼう」は、参加型のワークショップとして行なわれ、最後に参加者の息が合ってお囃子となったときには、なんとも言えぬ達成感が感じられました。昭和大学看護学科茶道部の学生さんによる「野点」。元気なあしがらキャンプの中で「静とみやび」な世界を醸し出してくれました。ありがとう。また来年もお願いね‥‥。

夜のイベントの今年のテーマは「あしがら江戸村」。前半の藤枝雑技団は、妙に似合う関取姿で、華麗なダンスと相撲大会を企画してくれました。相撲大会は大いに盛り上がり、キャンパーたちのお互いを思いやる気持ちが見て取れて感動でした。また後半の多田純也さんのおはやし劇場「だだすこだんだん」は、皿回しや獅子舞、むかしばなしのほか、お父さんたちの太鼓を叩く勇姿も見られ、太鼓に合わせて手を叩いて楽しい時間を過ごしました。

昆虫に詳しい柴田佳秀さんによる「昆虫ナイトツアー」は、数年前から始まったあしがらキャンプならではの楽しいイベントです。今年もキッズ団とキャンパーさんたちで「いこいの村」の周りを懐中電灯と虫カゴを持って、虫のお話をききながら探検しました。ワイワイ、ガヤガヤとまっくらな木々の中をみんなで歩くのはそれだけで普段の生活にはない楽しいことです。柴田さんが仕掛けを作っていて、いろいろな虫をみることができます。
最後に柴田さんが前もって用意してくださっているカブトムシのおみやげをいただくのも大きな喜びで毎年、恒例のお楽しみになりました。

笑顔の貼り出し

【笑顔の貼り出し】

■3日目先発隊は早朝の5時に集合して熱気球の準備に取りかかりました。今年は球体が新しくなり、一回り大きくなりました。風もなく安定した飛行ができました。また、ガスボンベがカゴの外に装着されたので、搭乗空間が広くなり、車いすごとカゴを通過して乗れるようになったため、準備も含めてスムースに搭乗・飛行ができ、例年より早く希望者全員が搭乗できました。

とうとう最終日、「閉会式」です。あっという間の2泊3日、ちょっぴりさびしい気持ちを抱えての式になります。毎年のイベント?忘れ物確認。その後スクリーンに映し出されたキャンプの思い出とともに「気球に乗ってどこまでも」を合唱しました。閉会式後の記念写真、その後のボランティアさんとのお別れには涙を見せる方々もいらっしゃり、来年また笑顔で会おうねと会場を後にしていました。

キャンパーご家族の皆さん、ボランティアの皆さんありがとうございました! 医療班の皆さん、スタッフの皆さんお疲れさまでした!
あしがらキャンプ実行委員:下河辺英司+下河辺治美+高橋則子+塚原洋子+手塚純一+時崎由紀+馬場伸一、福島慎吾)

閉会式

【閉会式】